• トップ
  • 会員案内
  • サークル概要
  • 認定講師制度
  • 資料請求

イベント案内

過去のART LABO
ART TRANSIT TOP > イベント案内 > レギュラーイベント > ART LABO > 過去のART LABO

2025年9月6 日(土) フィールドワーク:パナソニック汐留美術家何「ピクチャレスク陶芸 」展


集合場所となった新橋鉄道歴史展示室の外観

台風一過の気持ちの良い日のフィールドワークとなりました。パナソニック汐留美術館で開催中の「ピクチャレスク陶芸」展を鑑賞しました。


まずは、入り口のところで上映されている作家さんたちのインタビューを見ました。

改めて「陶芸」というジャンル、その可能性について考える良い機会になりそうです。

担当学芸員の川北裕子氏から、会議室にてレクチャーを受けました。

今回の展覧会名「ピクチャレスク陶芸」は、絵画的表現と陶芸との交差、概念の拡がりというところを期待するネーミングとのことでした。  

そもそも「陶芸」という言葉は1930年ごろに出てきた比較的新しい単語とのこと。それまで、陶磁器に期待されていたのは機能性で、芸術性が求められるようになってきたのは20世紀初頭くらいからだそうです。

今回は、50名の作家を近代から現代までまんべんなく紹介、作家自身も1880年〜1980年の100年間の間生まれてきた人としています。

陶芸の従来の展覧会とは全く異なるアプローチで作品を紹介することで、これまででは説明ができない「越境」という状態が陶芸の本質としてあるのか?ということを問う内容となっているそうです。

陶芸作品は触ってなんぼ、という評価がある中で、美術館などでは実際に触ることはできません。
触覚を感じられるようにする工夫として、手触りなどをSNSなどで露出したりするそうです。

現代作家の中には、すでにSNSを前提、つまり「触る」ことを前提で作品を作っていない場合もあるそうです。

目で触る、言葉を手掛かりにするなど、美術館側の様々な工夫が展覧会の鑑賞体験をより濃厚なものにしているように感じました。

美術館自体はコンパクトですが、その中にこれでもか!というほどの陶芸作品がギュッと詰まっていました。


用の美としての陶芸作品鑑賞というよりも絵画的な作品鑑賞体験をしたな…というような感想を鑑賞後に感じたので、今までの陶芸鑑賞から越境した何か?が確かにあったように思います。

彫刻作品ではないけれど立体作品ではある陶芸。用途をもった工芸作品とも違う、唯一無二のポジションである陶芸というカテゴリーの面白さと奥深さ、そして未来の陶芸ってどうなっていくのだろう?という期待もものすごく膨らんだ展覧会でした。


先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪

過去のART LABO一覧に戻る
PAGETOP